Z50Ⅱを1年使ってみて感じたこと

Z50Ⅱを使い始めて、ちょうど1年が経ちました。
日常のスナップや猫の撮影、子供の行事など、さまざまなシーンで使ってきた中で、今感じていることを正直にまとめてみます。

機能面:不満はほとんどなし

まず、機能面で不足を感じることはほとんどありません。
子供が部活でバレーボールをしていたため撮影に使う機会がありましたが、動きのあるシーンでもしっかりと撮ることができました。連射も必要十分です。
 ポジションがセッターだったため比較的撮りやすかった、という点はありますが、それでもAFの追従性には満足しています。前に使っていたZ30よりも使いやすいです。このクラスのAPS-C機としては十分すぎる性能だと感じました。

AF:猫撮影でも頼れるAF性能

 猫の撮影では、瞳にきちんとAFを合わせてくれるため、ピントを気にせず構図に集中できます。
動き回る被写体でも安心してシャッターを切れるのは、本当に助かるポイントです。

動作:キビキビ、ストレスなし

 シャッター操作やメニュー操作はキビキビとしており、動作面でのストレスは感じていません。
レスポンスの良さは、日常的に使うカメラとしてとても重要だと思います。

 ファインダーについては、一眼レフ経験者ではありますが、普段はほとんど液晶モニターを見て撮影しているため、使用頻度はほぼ無いため・・・ノーコメントです。昔のように外でサッカーとか撮影していたら使っていたと思います。

フルサイズも気になるところだが…

 正直なところ、フルサイズのZfやZ5Ⅱは気になる存在です。
ただ、実際にZ50Ⅱを使い続けてみると、「APS-C機でも十分に写真を楽しめている」というのが率直な感想です。Nikon Imaging Cloudからレシピをダウンロードしてピクチャーコントロールとして使えるのは面白いです。少し前まではノイズが少ない画像が良いと思っていましたが、今はピクチャーコントロールのせいかノイズは気にならないし、写真の表現について少し考えられるようになった気がします。
 上位機種を触ったことはありませんが、一眼レフからの持ち替えでも違和感はなく、場面によってはむしろ便利に感じることもあります。ですので今はボディよりレンズが欲しいです。

良い点:小型・軽量は正義

 小型で軽いことは、Z50Ⅱの大きなメリットです。
専用のカメラバッグだけでなく、ボディバッグや普段使いの鞄にも入れやすく、持ち運びの際に大きさ、重さが気になることはほとんどありません。
 結果的に「持ち出す頻度が下がらない」という点は、日常使いのカメラとして非常に重要だと感じています。

Creative Picture Control と Nikon Imaging Cloud

 Creative Picture Control や Nikon Imaging Cloud が使える点は、Z50Ⅱの魅力のひとつです。子供の活動記録(運動会、発表会、部活など)では安定重視でピクチャーコントロールをスタンダードに固定していますが、日常のスナップや猫を撮るときには、雑誌やネットで見かけた写真の雰囲気を真似してみることも簡単にできます。
「今日はどんな雰囲気で撮ろうか」と考える時間も含めて、写真を楽しめるようになりました。
 撮った写真をWi-fiで送信してNIKON IMAGE SPACEで確認できるのも良いです。いちいちカメラにケーブルを接続したりSDカードを抜いてPCにデータを送らなくても写真が確認できるのは便利です。データの扱いがスマホカメラに負けているところだと思うのでこの辺が少し改善できて使いやすくなっていると思います。

弱点他メーカー比較して

 ライバル機と比較すると、画素数が少ない、ボディ内手ブレ補正がないといった弱点があります。ただ、それは他社機と比べた場合の話で、個人的にはあまり気になりません。一眼レフ時代はもっと画素数も少なく、ボディ内手ブレ補正もありませんでしたから。
とはいえ、単焦点レンズを使うときなどは「手ブレ補正があったら安心だろうな」と思うこともあります。もしZ50Ⅱの上位機種(仮にZ90?)が登場して、機能がさらに強化されていたら……おそらく欲しくなってしまうと思います。
とりあえず今のところは他メーカーの機種には目移りしていません。

最後に。。 宣伝(?)

現在レンズキットとして発売されているのは
・Z50II 16-50 VR レンズキット 
 (NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR)
・Z50II 18-140 VR レンズキット
 (NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR)
・Z50II ダブルズームキット
 (NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR)
の3種類があります。

 これから一眼カメラを始める方はダブルズームキットがおすすめです。50-250mmは運動会や屋外スポーツで使えます。後で追加購入するよりコスパは良いと思います。私も初めて一眼レフを買ったときはダブルズームキットでした。望遠レンズは標準レンズとは違った写真が取れて面白いです。背景がボケやすいので人物撮影時なかなかに良い写真が撮れると思います。ただ、体育館などの室内でのスポーツや、暗い室内での撮影は被写体がブレて厳しいかもしれません。
 16-50mmはスタンダードレンズですが写りは良いと感じています。沈胴式なのでしまったときは非常にコンパクトで持ち運びが楽です。弱点は望遠が50mmまでなのでもっとアップで撮りたいときにズームできないと思う場面が出ることでしょうか。使っているうちにどういったものが撮りたいとかが出てきて、それに合ったレンズを追加購入することになると思います。
 18-140mmは便利ズームというやつでこれ1本つけておけばだいたいのところはカバーでききそうです。弱点は・・・少々でかい、ということで持ち運びが”面倒”とは言いませんが気を使いそうです。

 Z50Ⅱまだ持っていない方、気になっている方、ぜひ触って試してみてほしいです。このクラスのカメラであれば電気屋さんに置いていると思います。手に持った感じとかシャッター音は実際に感じてみた方が良いと思いますので。